ウマの胃潰瘍は内視鏡検査をしないと分からない

ウマのなかで、胃潰瘍が最も多いのは競走馬だ。

80%とか90%とか言われるが、胃潰瘍かどうかは胃内視鏡検査をしてみないと分からない。
飼い葉食いが悪くても胃がきれいな馬もいる。
軽い胃潰瘍と思って検査をしたら、胃の粘膜がドロドロの馬もいる。
入厩時の検査で胃がきれいでも、一週間後にはドロドロになる馬もいる。
飼い葉減少、やせている、体重が減少、イライラする、ボロがやわらかい、ボロが黒い、このような症状があれば、胃内視鏡検査が必要。

乗馬では、競技馬やエンデュランスのウマにも胃潰瘍がある。

IMGA0433
正常な胃。粘膜はピカピカで白く、内視鏡検査では胃の中が明るく見える。
薄いピンク色の所が胃液を出さない無腺部。胃潰瘍になりやすい部位。下に見える赤いところが、腺部。胃液を出す部位。

IMGA0419
G2の胃潰瘍。このくらいだと相当痛いはず。イライラ、体重減少、飼い葉食わない、etc。

IMGA0418
G3の潰瘍。正常な胃粘膜がほとんどない。ウマは胃がかなり痛い。飼い葉食いは悪く、体重も落ちる。出血でボロが黒くなるウマもいる。
これじゃ、競馬も走らない。ガストロガードを2週間投与することで、ほとんどは完治する。しかし、 せっかく治っても追い切りやレースで再発する。
なりやすいウマはメーカー推奨の予防量では足りない。推奨量ではレースや追い切りで再発する。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です