競走馬にとって不治の病とされる屈腱炎を正確に診断するには超音波検査(エコー)が不可欠です。軽い痛みや腫れでもエコー検査で重症とわかる事もしばしばです。
年間200頭以上の検査依頼があります。検査からリハビリの指導までおまかせ下さい。
当クリニックでの最近の検査の主流は繋靭帯炎に移っています。硬い歩様や慢性の跛行の多くに繋靭帯の損傷がみられます。繋靭帯炎は、触診で痛みを全くみせない馬が多く、しばしば、肩の跛行と誤診されます。診断麻酔とエコー検査でのみ診断が可能です。外国ではシンチグラフィー検査が有効な診断法です。写真は後肢の近位繋靭帯炎の診断をしています。