調教中に骨折した種子骨。種子骨は血液供給が非常に少ない。
手根骨の板状骨折などと同様に骨折すると非常に治りが悪い。
おまけに種子骨は靭帯で上下から常に引っ張られているので更に癒合が遅い。
手術まで骨折の離開防止のためにキムジースプリントを装着した。
今回はスクリュウを遠位、即ち下から上に向かって入れることにした。
キムジースプリントのお陰で、骨折はほとんど開いていなかった。
腸骨より海面骨を採取して、骨折面に埋め込んで、治癒を促進。
今回は調教師の希望で、レース復帰が予定されている。
今後は、磁気治療やショックウェーブで早く治癒することを願うばかり。