11月下旬、アメリカからホワイト先生が来た。日本には21年ぶり。前回は美浦トレセンで開腹術のデモをした。
当時ウマの開腹は大変だったので(もちろん今も大変)東大を含む日本中から見学者が来た。
デモの最中、腹腔にフィラリアを発見し手に取ったホワイト先生は、アメリカではアイバーメクチンをやっているので、もうフィラリアはいないねと笑っていた。しかし今日駆虫剤に耐性がある寄生虫の出現に世界中が困っている。
当時から世界の獣医学は進歩したが、寄生虫も進歩した。
ホワイト先生は翌日静内へ。夜は牧場向けの疝痛の予防についての講演。超満員。
次の日は朝から獣医師向けの疝痛の術後管理についての講義を一日。タフですねー!
そして翌日東京に戻って、ウマ科学会でまたまた講演。
うちのクリニックもBlind Wolf Teeth(歯肉の中に隠れて見えないやせ歯)について演題発表。
東大での講演。
ホワイト先生お疲れさまでした。こっちも全部の講義と講演を聴くのは大変でした。