競走中、競技中のどからの異音の原因を調べる検査です。のどの異常は馬の運動能力に大きく影響します。
レースや調教中に呼吸の異常音や失速があれば、早期の検査が必要です。やっかいなセキにも内視鏡検査は必要です。
主な上部気道の病気には、喉頭片麻痺(のど鳴り)、DDSP、エントラプメント(EE)、喉頭蓋下のう胞、鼻出血(肺出血)、喉のう炎等があります。
当クリニックの内視鏡検査経験は30年です。
胃内視鏡検査:2011年より胃内視鏡検査を実施しています。競走馬では高い率(90%以上)が胃潰瘍になっています。特に追いきりや、レース後に食欲が低下しているウマはほぼ100%が胃潰瘍になっています。早期の検査、治療によりそのウマの競走能力を十分に活かすことが出来ます。