こんな所もケガした

ラチをまたいで?股が切れてしまった。

こんなところは立ったままでは縫えない。


麻酔で倒してよく見ると筋肉も切れていて穴があいた状態。

吸収糸(バイクリル)で筋膜を縫って穴を塞ぎ、抜糸ができないので皮下織を埋没縫合。先端は漿液が溜まらないように少し開けておいた。その後は意外と腫れもせず順調との連絡があった。

2 thoughts on “こんな所もケガした

  1. 初めまして。往診専門で様々な動物の診療しております。往診している観光牧場の馬(2015年生まれ 牝馬 トラケナーとセルフランセ 雑種)の大腿部外側の血腫についてご相談させていただけますでしょうか。現在、飼育員に血を抜いてもらいながら、腰ベルトで圧迫していているのですが、貴ブログ(2014年)に臀部血腫にはドレーンが必須との記事を拝読しました。切開するのが難しいので、16G留置針の側面に孔をあけて装着してみようと考えています。普段は大型の馬などは診療しておらず、このような血腫は経験がありません。16Gでは細すぎるでしょうか。厚かましいお願いですが、ご教示いただきましたら幸甚です。

    • 血種の大きさはどのくらいですか(手のひらくらい?)
      だぼだぼして波動感はありますか。

      外側なら鎮静をすれば切開は簡単です。デトミジン、メデトミジンまたはキシラジンとブトルファノールがあれば大丈夫です。
      人さし指くらいの太さのペンローズがなければ3センチくらい切開しても良いです。時間が経っていると内部に血餅やフィブリンが
      多量についていれば、大きい えいひ で、そうはする必要があります。

      16Gは血液を抜くだけなら良いですが、すぐ溜まるし、つまります。14Gでも同じです。

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